【悲報】ジブリ作品、「結局何が言いたいの？」ってものが多すぎる

敢えてぼやかしてるんやと思うで
ナウシカとかラピュタはメッセージ性とか
わかりやすそうだったけど

千と千尋とかはもはや意味不明やん
意味不明やけど雰囲気と圧倒的センスで納得させるみたいな

それがジブリのスゴイとこやとおもってる

パヤオ、千と千尋についてのコメント

かこわれ、守られ、遠ざけられて、生きることがうすぼんやりにしか感じられない日常の中で、子供達はひよわな自我を肥大化させるしかない。千尋のヒョロヒョロの手足や、簡単にはおもしろがりませんよゥというブチャムクレの表情はその象徴なのだ。けれども、現実がくっきりし、抜きさしならない関係の中で危機に直面した時、本人も気づかなかった適応力や忍耐力が湧き出し、果断な判断力や行動力を発揮する生命を、自分がかかえている事に気づくはずだ。

もっとも、ただパニックって、「ウソーッ」としゃがみこむ人間がほとんどかもしれないが、そういう人々は千尋の出会った状況下では、すぐ消されるか食べられるかしてしまうだろう。千尋が主人公である資格は、実は喰い尽くされない力にあるといえる。決して、美少女であったり、類まれな心の持ち主だから主人公になるのではない。その点が、この作品の特長であり、だからまた、十歳の女の子達のための映画でもあり得るのである。

パヤオが言うには

男の子と女の子が出会って
何か困難をに直面してそれを解決して映画が終わる
ぼくたちはそういう映画をいっぱい作ってきましたからね

テーマや課題は？とか聞かれるけど
「テーマ」ていうのは解決可能なことだから
この映画(もののけ姫)は解決不可能なことを物語にしてるから
だからごちゃごちゃになってるんだよ

何が言いたいのか完全にハッキリしててテーマが単一に絞られてるなら映像作品じゃなくて論文とか論説にしたためてると思う

どの作品もメインテーマみたいなのはあるとして、サブテーマとして精神的に自立しろみたいなメッセージというか説教は入ってる気がする