国語辞典などを手がける出版社・三省堂が発表する、「今年の新語 2022」で大賞に選ばれた「タイパ(タイムパフォーマンス)」という言葉。近年、ネットやスマホの普及とともに情報が流れる速度は急速に上がっている。だが、一度立ち止まって時間の使い方や生き方に余裕を持つべきではないか──そう主張するのが、映画監督・タレントのビートたけし氏(76)だ。
新刊『ニッポンが壊れる』を上梓したたけし氏は、『週刊ポスト』の取材のなかで「ファスト映画」への見解や、11月24日に亡くなった友人・伊集院静さんの生き様について明かした。【前後編の後編。前編から読む】
オイラはこの前、久しぶりに『首』という時代劇の映画を作った。映画の話で言えば、映画を「早送り」で観る若者が増えているんだって?
それどころか起承転結の要所だけをつまんで繋げて、10分や15分にまとめた「ファスト映画」というのを配信する違法業者が増えているらしい。「タイパ(タイムパフォーマンス)」が何より大事で、1本の映画をじっくり観るより「早送りしてさっさと結末を知りたい」というニーズが増えたんだろう。
こういう若者を「教養がない」「我慢ができない」と問題視してるみたいだけど、それは作品が面白くないことの言い訳だよ。そもそも映画は、ある人物の人生やらを何十倍も早回しして、「たった2時間」にまとめたものだからね。それすら「観ていられない」というのは、単純に面白くないってことでしかない。
ただ、オイラからすると「時間をムダに使う贅沢」を知らない若者を可哀想だと思ってしまう。良い作品を観て、思考を巡らせながら時間をゆっくり浪費することは最高にリッチなことだからね。
今は情報が溢れすぎて、「早くて効率的」であることが美徳とされるようになった。でも、“贅沢”というのは効率とは対極のところにある。
映画で言えば「見どころ」は、大ドンデン返しや衝撃的なラストじゃない。何気ないシーンの情景やセリフのないシーンの「間」が魅力なんだよ。それはファスト映画じゃきっと飛ばされている部分だろう。そこを楽しめなければ、作品のあらすじをなぞったところでピンと来るはずがない。
これは食事にも同じことが言えるよ。「ファストフード」なんて言葉が定着して、どこにでもハンバーガー屋や牛丼屋ができたことで、「安くて早い」ことが美徳だと考える人が増えた。浅草の旨いうなぎ屋に行けば、注文を受けてから捌き始めるから30〜40分は平気でかかる。だけど、タレの香りをアテにチビチビ酒を飲んだり、そういう「待つ時間」も含めて贅沢なんだよ。
続きはソースで
https://news.infoseek.co.jp/article/postseven_1928656/
前スレ https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1703126659/
> 良い作品を観て、思考を巡らせながら時間をゆっくり浪費することは最高にリッチなことだからね。
> 何気ないシーンの情景やセリフのないシーンの「間」が魅力なんだよ。
これはたしかにある
早送る人にそれを説いても噛み合わんよ
周囲の話題に付いて行くための情報収集のために仕方なく倍速で眺めてるんだって反論してた奴いたけど
それこそ無駄の極みじゃん
そりゃ仕事だからじゃねーの?
バズるぜ?
5ちゃんとかYouTubeとか
時間の無駄遣いの最たるもの
今の若者はあえて行列に並ぶことを楽しむぐらい余裕あんのに
ワイ老人だけど
結末知りたいだけストーリー知りたいだけの動画なんかは倍速で見るぞ
昔から小説なんかも後書きから読んじゃう
スマホなどのながら見じゃなくて
映画館でじっくり観るのは贅沢
先日久々行って良かったよ
結婚式や葬式も行かなくて済むし自分の好きなことだけやってりゃいいし
その好きなことが団体競技とかなら人付き合いは必要なんだろうけど
>>102
人付き合いなんて最小限や上部でいいのだよ
それ以上は負担が増える
対人関係がストレスの大元だから
対人関係が多いほどストレス増える
引用元:https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1703143361/
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