2024年9月25日 15:18
芥川賞受賞作家の宇佐見りん氏(25)が25日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。自身が手がけた小説を原作とした実写映画について、意見を述べた。
宇佐見氏は、男性アイドルを推す女子高生が主人公の小説「推し、燃ゆ」で、第164回芥川賞を受賞した。今回挙げたのは、2019年に発売した小説「かか」だ。
宇佐見氏は「内容について時期的に明かせないのですが今度出る実写映画について、『作者にもご理解いただいた』=『作者が容認した』ではなく、『こういうことを母が大切な主人公は絶対にしない、この一文は守ってほしいと何度言ってもつきかえされ、もぎ取ったり奪われたりした結果に苦しみながら頷いた』であって」と投稿。
さらに「SNSで色々いうと最終的に自作の評価を落とすと、わかっているのですが、何度考えても、映画だけ見た人に自分の作品として認識されてしまうことは苦しいと感じポストしてます 私もなかなか確認がスムーズにいかなかったり言葉足らずになったりした落ち度があるので製作側を責めたいわけではなく」と実写映画について投稿した経緯を説明した。
そして「是非いまは原作『かか』を読んでもらいたい、その上で色々観て語ってもらえたらという思いが強いです。たくさん読んでいただいた『推し、燃ゆ』よりは発行部数も少ないデビュー作ですが、買わずに図書館でも中古でも、構いません、ぜひ読んでもらえたらうれしいです」とつづった。
また、映画については「付け足すと、内容については触れられませんがとても良い映画だと思います。汲んで変更していただいたところもありますし、俳優さんの演技にも、空気を撮る技術にも、本当に感動しました。それでも、一番真ん中の筋が違う、別物なのです。だから原作も、映画も、どちらもたのしんでほしいです」と投稿。
「公開前のタイミングでの投稿だと、私が一方的に言うことはできても作品を観て判断してということがどうしてもできないわけで、フェアではないですね……。本当にすみません。また公開したら、感動した部分の話もまたどこかでできたらと思います。宜しくお願いいたします」と述べた。
映画の脚本についても言及。「弁明ばかりで申し訳ありません。最初脚本を読んだ段階で私は『実写化していただいてよかった!ありがたいな』と感じていました。脚本にOKした部分が撮影時に変わることも多いようです。複数人が関わっていることですので、本当に、どなたかを責めたりということはないよう、お願いいたします……」とポストし、中傷行為を行わないよう呼びかけた。
作者が伝えたい事が第一やろ
変えたいなら肉付けしろ
守らないよ
アガサクリスティーが名前を変更しようとしたら拒否されたのは有名
作家の人権より商売優先
シャイニングとか名作映画扱いだけど約束も無視で全然違うから原作者氏ぬほど切れてるしな
その後、キングが自らメガホンとって撮り直ししたけど
「・・・」だったよ
出版社に怒られそうだけど、作者の真摯さがでてる
kindleなら普通に買えるのにこう書くあたり、映画版について間に入って作者の方を守らなかった出版社にもかなりブチキレてるのかもなw
原作読め
映画制作側は苦々しい思いをしてるだろうがw
観ても原作と別物だからね」と
宣言してる辺りはあの鳥山明の
推薦文を彷彿させるな。
ハリウッド版ドラゴンボールはすごい改変だったもんな 高校に通う気弱な孫悟空ってw w
大衆小説みたいにストーリーなぞればいいってもんじゃないんだからさあ
小説の販促と割り切ったとしてもどうせ観客動員なんてたかが知れてる
出版社は儲かるだろうが原作者からしたら映像化なんて旨味ないよな
昔、それで原作者怒らせてヒットシリーズ作れなくなった海猿ってあったなあ
引用元:https://itest.5ch.net/hayabusa9/test/read.cgi/mnewsplus/1727253923/
コメント
日本の脚本家は契約で身を守る術を身につけるべき
『かか』面白いに。