「#川井を許すな」に感じる恐怖
「金曜ロードショー」では2024年8月16日に、大今良時さんのマンガを原作とするアニメ映画『聲の形』が地上波放送されます。本作は劇場公開当時に絶賛が多く出た一方で、「拒否反応」を覚えたという声も少なくはありません。
●拒否反応を代弁するキャラクターがいる
その拒否反応の理由の筆頭は、表面的には「小学生の時にいじめをしていた少年『石田将也』が、高校生になっていじめをしていた相手の少女『西宮硝子』に再会して、友達になろうとして、さらにはその少女からの恋心まで示される物語」であるからでしょう。「いじめの加害者がいじめの被害者と友達になるなんて、ましてや好意を持たれるなんてありえない」という批判はもっともですし、それは極めて普通の感覚です。
しかし、劇中ではその感覚を代弁してくれる、「植野直花」というキャラクターがいます。彼女は商店街でまさにそのふたりの関係を「友達? いじめてたやつと友達?」などと嘲笑しつつ不快感をあらわにする、作り手側の「批判は当然」だと示した存在だと思えるのです。
そのほかにも、映画本編では人によっては拒否反応を覚えてしまうキャラクターや展開について、本編または原作者のコメントで明確に「回答」しているポイントがあり、物語が伝えていることは「いじめ」や「恋愛」という枠組みには収まっていないと考えられます。
※以下からは映画『聲の形』の結末を含むネタバレに触れています。鑑賞後にお読みください。
●「加害者意識」が強かったふたりが「生きよう」とする物語
この『聲の形』は「氏にたいと思うほどの自己嫌悪に陥っていたふたりが生きようとする」物語でもあります。実は、いじめの罪を背負い続けた石田将也だけでなく、いじめられていた側の西宮硝子も「加害者意識」が強いのです。
たとえば、原作者の大今さんは『聲の形 公式ファンブック』で、「硝子は被害者ではありますが、自分に対する周囲の振る舞いは、自分がクラスメイトに迷惑をかけているからこそ、つまり硝子自身に原因があるというひどい自己嫌悪があります」と語っています。観覧車で硝子が植野に言った「私は私が嫌い」も、その自己嫌悪の明確な表れです。
さらに大今さんによると、硝子は「自らの壊したもの」の「カウント」をずっとしていて、そのカウントがついに「氏」に達したのは、橋の上で将也がひどい言葉をみんなに投げかけた時だったそうです。その時にも硝子は「自分のせい」だと思って、その後は母の誕生日を祝ったり、妹の結絃の写真をコンクールに応募したりと、「氏への準備」を始めてしまいます。
そして、硝子の命を救った将也は、彼女に「生きるのを手伝ってほしい」と告げました。お互いに傷付けあい、周りも傷付けたと思っていた、コミュニケーションが下手で、自分自身を許せずに氏のうともしていた、そんな不器用さでいっぱいの将也と硝子が、この言葉通り「ともに生きよう」とするのです。
そんなふたりの関係は客観的にはいびつなものかもしれませんが、少なくとも単純ないじめの加害者と被害者という構図だけには収まってはいませんし、恋人同士になって終わりでもありません。この後の可能性がいくらでもあることにこそ、希望を感じられる物語でもあると思います。
また、将也の「生きるのを手伝ってほしい」という言葉はプロポーズにも聞こえるところですが、大今さんは「将也は硝子に恋愛感情を持っていない」と明言しています。一方で硝子が将也に好意を持ったのはいつなのか、劇中では具体的には示されていませんが、こちらはファンブックでは大今さんが明確に答えています(具体的には読んでほしいので秘密にしておきます)。
いずれにせよ「今」の将也はかつてのいじめっ子ではなく、硝子に対しても、その妹の結絃に対しても、好意を持たれるほどの献身的な行為の積み重ねがあるのも事実でしょう。
続きはソースで
https://magmix.jp/post/248862
川井の話どこいったんだよ
自分はNHKで放送した時に見たからノーカット版だと思うが、不快で胸くそ悪い気分になったよ
なんで虐められてた方に恋心持たせるのか
男の方も関わろうとしてくるところが無理
漫画は胸糞のイメージしかない
宮本から君への方がまだマシ
でもこれ好きな奴って大抵「考えさせられる」とか言うんだよなぁ
作者の意図以上のものを深読みしてんだろなと思う
ダンサーインザダークとかね。
普段感じた事ない感情を動かされるのも新鮮。
いじめしといて反省したから仲良くなろうとかどんだけ自己中心な奴なんだよ
視聴者含めて合理的解釈に生贄が必要なんだなという
人の感情の闇を感じさせる作品だわな
「#川井を許すな」に感じる恐怖を三行でまとめると以下のようになります。
いじめ加害者と被害者が友達になることへの拒否反応。
植野直花がその拒否反応を代弁するキャラクター。
物語がいじめや恋愛の枠を超えていることへの理解の難しさ。
実際に川井は何一つ悪気は無く、事実で言うなら西宮のイジメには一度も加担せずに止めようとしていた事は後から語られている
強いて言うなら間が悪い子
一般的には川井さんみたいな人は多いだろな
イジメをしたり、イジメの中心にはいかないけど助けるのもできない
あれはええな
スカッとする様式美で
やや極端な展開もあるが大筋いい話だと思うがなあ
淡白なのに近い周りの方が現実だわな
最近も感動のために主人公をわざと負けさせるとかやったからな
エンタメを否定している会社
西宮のビジュアルが可愛くなかったらクソも感情移入なんてできねーのよな
そうそう
ルッキズムと言われようと、やっぱ製作物では見た目良いのが見たいのよ
補聴器を無理やり外そうとして、耳がちぎれて血がブワッと飛び散って…
凄惨な暴行シーンの連続に耐えられなかったわ
映画はすっ飛ばしててずいぶんまろやかになっとるわ
虐めシーンが胸糞なのは当然なんだけど
後半は加害者はどこまで罰を受ければ生きる事を赦されるのか、にギリギリまで迫っていくから
チャレンジングな作品だよ
原作では硝子の聴く世界を硝子目線で描く回があって
あれは漫画以外では表現不可能な神掛かった回だから
最初読んだときは涙が止まらんかった
いじめ被害者が加害者と友達になったり
惚れたりするわけねーだろ!
という元イジメ被害者達?の決めつけがひどい
君らと西宮では立場も被害内容も全く違うのにな
いやならないと思うよいじめしてる奴なんてクソなんだき
それが人ってまだ小学生くらいだと
ガラッと性格が変わる人もいるんだよ
被害経験があるなら認めたくないのはわかるがね
石田は自分がイジメられる側になってイジメられる人の気持ちがわかったというのもポイント
多くの人の感情が共感することを拒否してるんだよ
ミステリーもイヤミスとかいう「ジャンル」もあるくらいで
俺の場合ウシジマくんもそうだな
引用元:https://itest.5ch.net/hayabusa9/test/read.cgi/mnewsplus/1723869623/
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